いつまでも子供のままで あのときの言葉を今日も噛み砕いて 眠る いつまでも子供のままで あのときの笑顔をずっと忘れないで She was beautiful 優しく癒される曲。 歌詞は短いが、それを繰り返し、ゆったりとしたテンポで5分半を超える。 注目すべきは曲名にもなっている 「She was beautiful」というフレーズ。 過去形で主語は女性。 女性+「いつまでも子供のままで」 というフレーズも含んで考えると 女性はかつての「母親」だと思われる。 軽くネットで調べてみたが、五十嵐の母親に関する情報は得られなかった…。 父親は確実にいるみたいだが。 「she」は母親だとして考察をすすめる。 いつまでも子供のままで あのときの言葉を今日も噛み砕いて 眠る 子供の頃の母親の言葉を思い出して、そして眠りにつくという。 噛み砕くという表現を使っている。取り込んで一体化しているかのよう。 ちなみに睡眠薬を噛み砕く輩は結構いるらしい。関係あるかは謎。 愛情に飢えているのか、安心感を求めているのか。 共通していえるのは「満たされていない」ということ。 それに対しての自省だったり恨みだったりはこの曲にはない。 「不眠症」てな曲も出しているように、彼は眠ることに苦労している(いた?)ようだ。 SonicDisorderにも「君の胸に抱かれたら少しは安らかに眠れるかな」っていうのがあった。 その彼が「眠る」といっているんだから よく眠れるんだろう。 いつまでも子供のままで あのときの笑顔をずっと忘れないで 非常に温かい歌詞。 「あの時の笑顔」は「子供の頃」の「僕」or「母親」 …どちらでもいいですね。 「子供のままで」がでてくるのは2回目。 実際には歌詞を繰り返すので何回もでてくるが。 子供時代を懐かしんでいる。 懐かしんで、その先はない。 自省もなければ、哀憐も恨みもない。 布団の上で朦朧とする意識の中で書いたような歌詞だ。 She was beautifulというフレーズに、深い意味はなさそう。 ただ単に子供時代の母親を思い出して懐かしんでいる。 Syrup…というか五十嵐は作るペースが早い。 そして作って即発表というわけにはいかず、懐にためている曲が多い。 昔の曲が後になって発表されることもあり、製作時期を見極めるのは難しい。 もしこの曲がアルバムCOPYの発売年に作られたとしたなら、五十嵐は当時26歳くらいである。 いい歳した大人が、寝る前に母親のことを思い出すってなんとも言えない。 マザコン、と言いたいわけではない。 私だけかもしれないが、このくらいの年齢の人から「母親」という単語がでてくると、 育ててくれた感謝とか、苦労させてしまったことに対する謝罪とか、大人らしい言動を期待してしまう。 ところが、この曲は「昔の母親思い出して寝るー」とそれだけで終わっている。 別にそれが悪いことだとも、恥ずかしいことだとも思わない。 ただ少し私の中で呆気にとられたところがある。 この純粋さがSyrup16gの魅力なのかもしれない。
2013年1月30日水曜日
She was beautiful
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